- TOPページ
- >
- 参加者の体験談
障害者向けお見合いパーティーに参加された方に、色々とインタビューさせて頂きました。これまでのご苦労や感じてきたこと、パーティー参加のきっかけになどについて、体験談を交えて語って下さいました。是非参考になさって下さい。
T.Yさん 男性・40歳・双極性障害・システムエンジニア
前職で周りが引くほどキレてしまって。病院で障害の診断を受けました。
実家の近くで一人暮らしをして、今は双極性障害の治験薬で対処しつつ仕事に没頭しています。
障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ
クライアントには自分の障害のことは伏せていて、今のところうまく躁状態の時に相手との連絡が取れているせいか、とても明るくて気さくで、なんて本当の自分じゃないような評価をいただいていました。
しかし、そのクライアントからお見合い話しが舞い込み、断ろうとして「実は結婚を考えている女性がいる」とごまかしてしまって。今後仕事上の雑談でパートナーの話に発展したときに困ると思い、あせって婚活を始めたんです。
自分は障害者手帳を持っているので、障害者向けのお見合いパーティーがあることを知って迷わずこちらに参加を決めました。
障害者向けお見合いパーティーに参加した感想
パニック障害や適応障害など自分の障害と通じる障害をお持ちの方や、聴覚障害などいろいろな障害を持っている方が参加していて、最初はどうやってコミュニケーションをとったらいいんだろう、自分がパニックをおこしたどうしよう、なんて不安が先走っていましたが、案ずるより産むが易しでした。
発達障害をもっていると聞いた方と話しがはずんで、カップルになれたのが嬉しかったです。舞い上がる気持ちを抑えるのがなかなかきつかったですね。
パーティー参加検討中の方へ一言
自分とおなじような障害を持っている方は本当に参加するまでが不安だと思います。恋愛経験もおそらく少ないでしょうし。
どうしても不安であれば、ネットで失敗しないコツとか読んで事前準備をすればバッチリです。参加した時も時間が経って慣れてくると、ちょっと緊張がほぐれてくると思いますよ。
スタッフの方も理解してくれているので、まずは参加してみましょう。
N.Kさん 女性・38歳・先天性眼振・公務員
私の目が揺れてちゃんと見えていないことに気づいてくれたのは祖母でした。以来、目が大きく見えてしまう分厚いレンズのメガネをかけて矯正。子どもの頃はよくからかわれていました。
メガネを使い分けたり、コンタクトをつけたりすればなんとか見えるので、父が障害者手帳の申請を拒んでいましたが、親元を離れるときに手帳を申請。
目がよく見えないこと以外は、わりと普通に過ごせています。
障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ
身体も強くないので、結婚しても相手に迷惑をかけるだけだと思い、なかなか恋愛に踏み切れずにいました。
なんとなくメガネやコンタクトで武装している感じの私が裸眼で家族以外と接するのが怖いのもあり、結婚も無理だと思っていました。しかし、一番私を心配してくれていた祖母からひ孫を見たいと病床で言われ、婚活を決意。テレビで障害者向けのお見合いパーティーがあることを知って参加することにしました。
障害者向けお見合いパーティーに参加した感想
意外とぱっと見で障害者だと分かる方は少ないような気がしました。精神的な障害の方や後天的な障害の方は前向きにがんばろうとされている気持ちが伝わってきて、なんだか元気をもらえました。
気になる方とはカップルになれませんでしたが、参加して良かったです。
パーティー参加検討中の方へ一言
絶対参加をおすすめします。今回のパーティーで参加するのを悩んでいたという方をみかけましたが、どういう形にしても一歩前に進むということが大切だと思いました。
自分自身が障害をもっていることで相手に迷惑をかけてしまうかもしれない、それはあるかもしれませんが、自分自身をもっと大切にすることも婚活には必要だと思います。
また機会があれば私も参加したいと思いますし、一緒に一歩踏み出してみませんか。
Y.Fさん 女性・35歳・パニック障害・サービス業
近年はカミングアウトする有名人の方が増えたせいか、パニック障害の認知度も高まり、社会の理解も得られるようになりました。私も最初は単なる動悸やめまいの延長かと思っていたのですが、仕事中に少し席を外さなければならないほどつらいことが重なったため、思い切って心療内科を受診し、パニック障害だと判明しました。今は職場の方の理解を得ながら仕事を続けています。本当に周りには感謝しています。
障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ
私の障害は見た目では全く分からないため、もし男性とお付き合いしても、いつ症状が出るか分からない恐怖感から、自分から恋愛を避けていました。先日Eテレの番組を観ていた時に「障害があっても自由に恋愛をしたい」と語っている方を見て、私も理解のある方と恋愛がしたいな、と思いました。
障害者向けお見合いパーティーに参加した感想
始めて参加したため、右も左も分からず、カップルにはなれませんでした。しかも緊張から途中で症状が出てしまい、部屋の隅の席で20分ほど休ませてもらって・・・。薬を飲んで少し落ち着きました。スタッフの方はいろいろな障害をお持ちの方に慣れているようで親切に対応してくださいました。
パーティー参加検討中の方へ一言
他の参加者の方に刺激を受けました。障害があっても、相手に理解を求め、自由に恋愛する・・・、本当に素晴らしいことです。自分から恋愛を避けていた過去は、もったいなかったな、と。消極的な気持ちが少しずつ変わってきました。自分の現状を受け入れながら進歩していくことって、自信に繋がりますよ!
M.Uさん 女性・27歳・発達障害・フリーター
最近メディアなどでもよく取り上げられている発達障害ですが、私の場合、自分が障がい者だと気付いたのは大人になってからでした。 小さいときから落ち着きがなくて、朝礼や何かの集会があるときなどは、よく先生に怒られていました。集中力もなく忘れっぽいため、周りの人にも迷惑のかけっぱなしだったかもしれません。
障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ
この障害がわかったときは、「こんな私を好きになってくれる人なんていない」「一生彼氏はつくらなくてもいい」など恋愛はあきらめていたのですが、たまたま見ていたテレビ番組の特集で「障がいをお持ちの方&理解者編」というのを見て、一気に考えが変わってしまいました。
障害者向けお見合いパーティーに参加した感想
カップルにはなれませんでしたが、知り合いができました。 婚活パーティー自体が初参加でしたが、始まる前から熱気がすごくて緊張しました。でもワクワクもできました。私が見た目では障がい者かどうかわからないので浮いてしまうかもと思いましたが、そんなことはありませんでした。
パーティー参加検討中の方へ一言
私のように自分に障がいがあると、「恋愛も婚活も自分には関係ない」、「参加するなんて恥ずかしい」など、障害ばかりに目がいってネガティブな考えになっている方もいると思います。でもそれってもしかしたら、障害とは関係ないのかもしれません。 私が参加したのは、「障がいをお持ちの方と理解者編」ですが、バスツアーの婚活も楽しそうなのでいつか参加したいと思います
Y.Mさん 男性・36歳・適応障害・営業
20歳半ばごろ、前の職場のストレスから過食を繰り返し、一時期よりはましになったとはいえ現在も向精神薬を服用しています。
障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ
実は22歳から3年間ほど、お付き合いしていた女性がいました。最初はうまくいっていたのですが、私の障がいのせいでだんだんと二人の間に溝が出てきたようで、最後は彼女に好きな人がいできて別れました。 病気のせいで引き止めることもできない自分にも嫌気がさして「もう恋愛はしない」と決めていましたが、やっぱりだんだんさみしくなってきて、参加を決めました。
障害者向けお見合いパーティーに参加した感想
参加して本当に良かったです。前の恋愛のせいで割と開き直っていたので、1対1の会話のときも、「とにかく本音で話そう」と決め参加しました。おそらく「障害をお持ちの方&理解者編」というネーミングのせいからだと思います。 「ここにいる人はみんな同じ思いなのかな」「理解者の女性がいるはず」と思うと安心でした。
パーティー参加検討中の方へ一言
地域性もあるかもしれませんが、会場によってはキャンセル待ちが多いようです。私は3回目の参加でやっとカップルになれましたが、他の方がカップルになっている様子を見ているだけでもうれしい気持ちになれると思います。 今の彼女としばらく付き合うつもりですが、もしうまくいかなかったとしても、自分が出会える婚活の場所があると知っただけでも良かったです。
H.Kさん 女性・32歳・ 神経性大食症・事務
20歳半ばごろ、前の職場のストレスから過食を繰り返し、一時期よりはましになったとはいえ現在も向精神薬を服用しています。
障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ
きっかけは昔から仲の良かった友人が、ふさぎ込んでいた時にこちらのパーティーを紹介してくれました。 人と会うのがしんどくても、このパーティーなら参加者も司会者も障がい者に理解のある方だから、と。 カップルになるというよりは一人で閉じこもっているのではなく、少しでも開けた場所に踏み出すきっかけになればと思ったのがきっかけです。
障害者向けお見合いパーティーに参加した感想
人と会うのも久しぶりという状態でしたので最初は本当に緊張しました。 参加者の男性も緊張しているようでしたし、時間が経つにつれ少しずつですがお話をさせて頂く事ができ、自分でも最後はパーティーを楽しんでいたことに驚いています。
パーティー参加検討中の方へ一言
参加者の方は障がい者に理解のある方や障害をお持ちの方だけだし、スタッフの方も理解して下さっているので最初は緊張するかと思いますが大丈夫です。 検討中の方は一歩自分で進むことによって、自信が持てると思います。 私自身今回はカップルにはなれませんでしたが参加してよかったと思いますし、また次の機会にも参加しようと思っています。
H.Kさん 女性・29歳・メニエール病・企業受付
私は19歳の時、はじめて回転性のめまいというのに襲われました。病院にいったところ聞いたこともない「メニエール病」と診断され、今でも投薬治療をしています。以前のように頻繁にめまいを起こすこともなくなったため、幸い会社にも理解者の方が多く、仕事も順調です。ただし、どこでめまいが起こるのかという心配と自分は障がい者という現実がいつもつきまとっています。
障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ
きっかけは一緒に受付嬢の仕事をしている先輩からの誘いです。私が入社してから、障害のことをはじめ、私の良き理解者となり、常に助けてくれた大好きな先輩です。その先輩が寿退社することになり、今まで以上に私のことを気にかけてくれるようになったタイミングで、「こんな婚活パーティーもあるよ」とランチのときにスマホで見せてくれたことが始まりでした。
障害者向けお見合いパーティーに参加した感想
生まれてはじめての婚活パーティーということで、最初はかなり緊張しましたが途中から楽しくなってきてあっという間に時間が過ぎた感じです。普段、受付嬢という企業の顔として多くの男性の方と接する時間がありますが、実際にこんなにたくさんお話しをしたのは初めてでした。いちばん心配だった私の病気のことに関しても理解者になってくれる方が多く安心しました。
パーティー参加検討中の方へ一言
私のような障がい者の方は特に、最初は緊張するかと思います。でも時間が経てば必ずリラックスしてくるはず。私は残念ながらカップルにはなれませんでしたが、次回はカップルになれそうな予感もします。最終投票カードには第6希望まで書くことが出来るので、司会者の方が言う通り、「お友達からでも…」というような男性がいたら書いてみようと思います。あとは慣れてきたら、障がい者の婚活パーティー以外でも参加してみるといいかもしれません。
H.Kさん 男性・37歳・精神障害3級・事務職
私が精神科の病院に通い始めたのは33歳の時のことです。以来、今でも3ヶ月に一度精神科の病院に通っています。これまで「どこが病気なの?」とか、「ぜんぜんそんなふうに見えない。」などといわれてきましたが、目には見えないながらも言葉ではうまく言い表すことのできない部分で、常に悩んできました。
障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ
なんとなく見ていたテレビ番組で偶然、障害者に関する特集をしていて、その中で見たのが「障害をお持ちの方&理解者編」という婚活パーティーでした。
それまで障害者の婚活パーティーがあるなんて聞いたことがなかったので、急に興味がわき、思わず婚活パーティーや街コンによく行っていると言っていた友人に「テレビ見てみて」とラインを送信。すると、すぐに予約方法を教えてくれたので、まずはホームページで調べてから、その日のうちに電話予約していました。
障害者向けお見合いパーティーに参加した感想
予約の電話をしたものの、実は最初はキャンセル待ちでした。こんなにも自分と同じような思いをしている障害者がいると思うと、なんだか不思議な気持ちになりました。そして、パーティーの前日になっても連絡がないので半ばあきらめかけていたところ、参加が出来る旨の連絡が!ものすごく運命を感じました。
当日は初めてのことで戸惑うこともありましたが、自分と同じように初参加の方が多かったようで、さほど緊張もせず、たくさんの素敵な女性の方と話ができて楽しく過ごせました。
パーティー参加検討中の方へ一言
今回は残念ながらカップルになることはできませんでした。ただ、本当に参加をして良かったし、次の障害者向けの婚活パーティーが決まったら、絶対参加すると思います。 やっぱり女性に、自分の病気の理解者の方と話ができるという安心感は他では決して味わえません。車椅子の方や筆談でお話しをされる方など、一口に障害と言っても病気の種類はさまざま。感じ方は人それぞれだと思うので、あれこれ考える前に気になったらキャンセル待ちになる前にまずは予約してみたほうが世界が広がると思います。
N.Kさん 男性・33歳・身体障害者手帳3級/下肢障害・WEBデザイナー
8年前、事故で左足を失い、現在義足を装着し日常生活を送っています。
足を失った時は痛みと絶望で毎日が苦痛の連続。リハビリもきつく、退院してから引きこもり状態が続いてしまいました。
4年前からようやく、社会復帰したいと感じ初めハローワークへ。引きこもり中、興味半分で始めたWEB制作の世界で、今はなんとか食べていけるようになりました。
障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ
とても単純です。 身の周りのことがひと通り出来るようになると、自然と心に余裕が生まれ、恋愛にも意欲が湧いてきたからです。しかし、障害者である自分を好きだと言ってくれる女性がいるとは到底思えず、願望と現実の間に大きなギャップを感じて、半ばあきらめていました。 たまたま知人から「障害者向けのお見合いパーティーがある」と聞き、考えた末参加することに。元々アクティブなタイプではないので、申し込む際にはかなりためらいましたが、逆に健常者じゃなかったからこそ、勇気をもって参加出来た気がします。
障害者向けお見合いパーティーに参加した感想
正直、驚きと戸惑いの連続でした。でも、同時に発見もたくさんありました。 まず、同じような苦しみを経験している人が、こんなにもいるんだということ知り、安心感を得られましたね。でも、想像以上に皆さん積極的だったので、奥手の自分は…(笑) 振り返ると、ずいぶんもったいないことしたなぁという場面もありましたが、何事も経験だと思って今度参加する時は頑張ります。
パーティー参加検討中の方へ一言
このパーティーは、みなさんどこかにハンディキャップを抱えた方ばかり。それでもみんな笑顔!いい空気を浴びることが出来ました。 障害者手帳をもらった当時、「自分はもう普通じゃないんだ」という烙印を押されたようで本当に嫌でしたが、今ではむしろ、ふさぎこむ人生ほどもったいないことはないと思えるように。 肩の力抜いて、僕と一緒に頑張りましょう!
S.Aさん 女性・29歳・聴覚障害2級・製造業
子供の頃に中耳炎を患い、両耳聴覚を失いました。聾唖学校に通っていたので、耳の聞こえない人と交流は問題なく出来る一方、筆談により健常者とのコミュニケーションもそれなりに可能です。とはいえ、流石に仕事は限られてきます。今は、黙々とモノづくりが出来る、製造工場で働いています。
障害者向けお見合いパーティー参加のきっかけ
聾唖者同士で付き合ったこともありましたが、もっと世界を広げてみたい、でも健常者とのお付き合いには何かと問題が多そう…ということで、障がい者向けお見合いパーティーに参加してみることにしました。
障害者向けお見合いパーティーに参加した感想
みなさん、それぞれ何らかの障害をお持ちで、歩行困難な方、手が不自由な方を見ていると、私はまだ幸せな方だなと感じました。パーティー中は筆談が中心で、パーティーだけの時間では足りなかったかなという印象でしたが、プロフィールカードにイラストを描いたり、星座と干支が同じで握手して喜んだりと、すごく楽しい時間を過ごせました。
パーティー参加検討中の方へ一言
第二希望の方とカップルになることが出来ました。
その方は歩行困難な方でしたが、とってもポジティブでしたし、なんといっても手話を学ぼうとする姿勢に感動しました。「まずはお友達から」という流れで、毎日メールのやり取りをしています。パーティー中はあまり話すことが出来なかったので、これからどんどんコミュニケーションを深めて行けたらいいなと思っています。
障がい者同士だからこそ分かり合える部分が大きいので、参加して本当に良かったです。